事前準備でトラブル回避!安全安心な解体業者ガイド【神奈川編】
事前準備でトラブル回避!安全安心な解体業者ガイド【神奈川編】
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隣の壁へのひび割れ

解体工事の影響でひび割れができてしまったという事例も実際に存在します。こちらでは、実際にあった判例を解説していきます。

耐震性に欠けた隣家、揺れやすい土地だと把握していた業者

原告は、1階に鉄筋コンクリート造りの駐車場、2~3階に木造の住宅を設けて住んでいた夫婦です。隣の家が建て替え工事を行うため、解体工事が行われました。

工事が始まると夫婦の家にも振動が伝わり、外壁にひび割れができてしまいました。この時点で夫婦は解体業者に「工事方法を変えてくれ」と申し出ましたが、返答のないまま工事は続行されたそうです。再び外壁を調べてみたところ、至るところにひび割れが見つかりました。夫婦はこのひび割れに対して建築会社・解体業者・建築主を訴え、裁判が始まりました。被告が求めた損害賠償は3,000万円です。

訴えられた被告は「原告の家は通常よりも耐久性が劣っていた」と反論。確かに原告の建物は防振対策が甘く、通常よりも衝撃を吸収できないつくりではありました。しかし、着工前に行われた地質調査で、この土地は水分が多く柔らかい地層構造となっており揺れが伝わりやすいと知っていました。過失相殺は5割認められ、被告は1,500万円の損害賠償金を支払うことを命じられました。

ひび割れトラブルを防ぐための対策

土地の含水量が多く軟弱な地盤と、隣家の耐震性と外壁タイルの選択ミスなどが重なってしまい、損害賠償金を払う結果となってしまいました。

解体業者が、近隣や周辺環境にきちんと配慮していれば、このような事態に陥ることはなかったと言えます。このようなトラブルを防ぐためには、解体工事の前に家屋調査をしてくれる業者を選ぶことが大切です。

建て主は近隣状況や土地の特性などをあらかじめ伝えておくとより良い方法で工事ができたかもしれませんし、建て主の意見を聞いてくれるかどうかに着目すると、誠実な対応をしてくれる業者かどうかが判断できます。このような点に着目しながら慎重に業者選びを進めていきましょう

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