解体工事は騒音や粉じんなど、トラブルになりやすいポイントが多い工事。事前の対策や配慮がトラブルのリスクを左右します。
ここでは、トラブルを防ぐ解体工事について研究する安心安全な解体工事ガイドの編集チームが、解体工事の際に気をつけるべき注意点とおすすめの解体業者を解説。実際に解体工事を検討した際に迷った点、トラブル事例の多い点を踏まえ、解体後・建て替え後も長く安心して暮らせる解体工事にするためのアドバイスをまとめています。
現在私は事件の真っただ中なんですが、まずは事件の概要を説明させて頂きます。私は古家付きの土地を購入して、解体業者に解体工事、整地作業を依頼しました。そして工事着手金、中間金を支払いました。
その後、工事が全然進まず催促を繰り返していたのですが、結局工事期限も過ぎて、解体工事は途中で放置され、重機も全て引き上げられ、工事業者は音信不通となりました。それどころか、自分の現場には関係の無い産業廃棄物が50トン程度(見た目判断)持ち込まれ放置されているのが今の現状です。
解体工事許可をとっている業者かを
見ることが大切
解体工事は素人目からは専門性の高さを判断するのが難しい上、下請けに依頼している業者も多く、解体工事がはじまってから対応の質でトラブルになるケースが少なくありません。いくらサイトで質が高いと言っていても実態はわからないもの。そんな中、質を判断する基準となるのが、解体工事業の許可です。
解体工事業の許可がおりると、国土交通省や都道府県知事から許可通知証が交付され、「○○知事 許可(般-30)第▲▲▲▲▲」といった形の許可番号が発行されます。国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムから検索可能です。許可は国や都道府県といった第三者から見て解体工事に必要な知識や設備が十分である証。悪徳業者を避けるポイントになります。
都内で10坪ほどのビルの解体工事を予定しています。2社から見積りを取りましたが1社は500万、もう1社は200万と、差があり過ぎて訳がわかりません。また、ネットで調べた相場と全然違うので頭の中が混乱してます…
自社施工の業者に選ぶと
質を落とさず費用を抑えられる
解体規模や住宅の構造、業者側の設備によって、どれだけ施工に手間がかかるのかは変わるので、見積もりに差が出る可能性があります。安かろう悪かろうにせず、できる限りコストを抑えるなら「自社施工・重機保有」に注目。業者管理下での工事になるので情報の伝達不足によるトラブルを防げ、他業者に下請け依頼する無駄なコストがかかりません。また、自社で保有している重機で解体してくれる業者であれば、他社からレンタルするコストが必要ないことでも費用が安くなります。
※迷惑を受けたお隣さんの声を紹介します
近隣トラブルです。お隣に建築中の家のマナーの悪さに困っています。工事着工前に施主さんからの挨拶はありませんでした。工事関係者の挨拶も、私が留守だったため、ポストに名刺が入っていただけでした。工事中、工事関係車両が我が家の間口をふさいだり、玄関先に止まっていたり、車庫付近に止められ車の出し入れに不自由したり、迷惑駐車に悩まされました。ゴミもすごく、釘や金属片、ビニール袋に梱包バンドなど、いろんなものが我が家に飛んできて、そのつど私が処分していました。
(中略)施主さんは、木工事が終わった時に、一度誤りに来てくださいました。もうすぐお隣の家が完成して、隣人さんが入居します。仲良くしなければいけないのはわかっているのですが、でも、今までの辛い思いや工事担当者の悪態に、私の心は晴れません。
やりすぎなくらい近隣に説明する業者が安心
解体工事のトラブルとして多いのが近隣からのクレーム。多くの業者が近隣への対策には力を入れていますが、中にはお知らせの紙だけをポストに入れて終わらせてしまう業者もあるようです。解体業者がどのような近隣対応をしてくれるのか、確認しておきましょう。
工事期間や内容、何かあったときの対応など、施主と業者で認識をすり合わせておくのはもちろん、近隣に説明することでトラブルを防げます。とくに建て替えの場合は、新築に住んだ後の関係性を良好に保つためにも近隣への挨拶・説明を徹底してくれる業者への依頼が重要です。
解体業者とのトラブルです。先日家屋を解体し、請求書通り振り込みました。後日残置物があったということで追加で請求書が届きました。
契約書には、残置物他追加工事があった場合は解体業者が発見したあと、追加金額を決定し工事をすすめるとありますが、追加工事についての連絡はありませんでした。
解体業者は追加代金を支払わなければ滅失登記に必要な書類は出さないと言っています。この場合支払わなければならないのでしょうか?
無料見積もりやその際の説明で見極めよう
解体工事は施工範囲や素材、地盤の状況などによってかかる費用に変動が出やすく、単純に建物の坪数や構造だけで判断できない部分が多くあります。現地を見ながら無料で見積もりをしてくれる業者にまずは相談し、どの程度の費用がかかるのかを確認しましょう。
その上で、工事中に費用の変動が出そうな部分について説明してくれるかを要チェック。事前のすり合わせをしっかりしてくれるところであれば、着工後の認識ずれやトラブルが減ります。
「解体工事 横浜」のGoogle検索でヒットした(2021年12月17日時点)神奈川県にある解体業者42社のうち、業者選びで押さえたい「解体工事業の許可」「自社施工・重機保有」「近隣への配慮」「無料見積もり・事前の説明」を満たす業者で、かつ、住宅の施工事例が最も多いRIZEを紹介します。
画像引用元:株式会社RIZE公式サイト(https://kaitai-rize.com/)
RIZEは解体工事業の登録と産業廃棄物処理の許可を取得して解体工事を行なっています。8年以上の実務経験や特定の資格を有する技術管理者を設置している、建築リサイクル法に基づく違反事例がない、といった解体工事を行なう上で必要な行動や技術があるということ。
工事で出た廃棄物が正しく処理されているかを証明するマニフェストの提出も行なっており、近隣や環境に配慮した法令順守の工事をしています。
下請けに丸投げせず、請け負った工事はすべて自社の管理下で進めているRIZE。打ち合わせから工事までを自社内で対応してくれるため、余計な中間マージンが発生せず、要望が届かないトラブルが発生することがありません。
重機も自社保有のものを使用して進めるため、車両や器具を工事のためにレンタルする必要がなく、その点でもコストを抑えています。自社内での対応にすることで、遅延のないスムーズな工事が叶う点も魅力です。
解体後、建て替えをして新居に住む方も少なくないため、近隣との関係性を壊さないよう挨拶や配慮に力を入れています。騒音や振動はどうしても発生してしまうため、近隣15mほどの範囲まで説明をするようにしているとか。
とくに建て替えの場合、長く住み続ける土地になるため近隣との関係性を重視。挨拶はもちろん、工事期間や業者への連絡先が書かれた工事の説明書と粗品を持って近隣を周ってくれます。近隣トラブルの原因として多い説明不足を払拭してくれる業者です。
RIZEでは見積もり無料。現地に出向き、解体範囲や規模を見ながら見積もりまで対応してくれます。工事を進めていく中で追加料金が発生する可能性のある部分や、その際の費用感をはじめに教えてくれるので予定外の出費を生みません。
予算に合わない場合は予算内でどこまで出来るか、費用を削れる部分があるかを一緒に考えてくれるので相談してみましょう。
会社名 | 株式会社RIZE |
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所在地 | 神奈川県横浜市都筑区大熊町234 |
問い合わせ先 | 045-594-7517 |
公式サイト | https://kaitai-rize.com/ |