解体したい対象物で選ぶ!
横浜のおすすめ解体工事
業者3選
今ある建物を壊す解体工事。できれば安く済ませたいですよね。いくつかの解体業者から見積もりを取ると、金額に差があることがわかります。同じ建物を解体するのになぜ金額に差が生じるのでしょうか。
解体工事の見積もりは、人件費・重機損料・トラック損料・ガソリン代・廃棄物処理費用・工事保険料・解体業者の利益などから構成されます。損料とは、解体業者が所有する重機やトラックなどの償却費・維持修理費・管理費などを、一定の単位当たり(1日など)の金額で表した経費のことです。
解体業者により見積金額に差が出る理由は、それぞれの業者が様々な工夫を凝らして費用を削減しているから。例えば、解体工事を請け負う場所を近隣エリアに集中させることで人件費を圧縮することや使用する重機を中古にすることで重機損料を圧縮することなどが考えられます。良心的な業者は、これらの工夫を凝らすことで解体工事の品質を落とすことなく見積金額を安くしているのです。
ただし、相場から大きく離れるほど安い見積もりをだす解体業者には注意が必要です。他の業者を出し抜くため、通常では考えられない方法で見積金額を安くしていることがあるからです。例えば、以下の方法などで費用を削れます。
普通に行えば7日かかる解体工事を、手抜きをして3日で終わらせると解体工事にかかる費用を大幅に削れます。単純に考えるだけで、4日分の人件費・重機損料・トラック損料・ガソリン代がかからなくなるからです。廃棄物を不法に処理する、工事保険を掛けないなどにも取り組めば、さらに費用を削ることができます。
これらの方法で解体工事費用を圧縮して見積もりを作成すれば、真面目に解体工事を行っている解体業者より大幅に安い金額を提示できます。一般的に、見積金額が安い解体業者は自社の利益を削っていると思われがちですが、必ずしもそうとは言えません。利益ではなく掛けるべき費用を削って見積金額を安くしている業者もあるのです。
このような解体業者を悪徳業者といいます。自社の利益を守りながら、行うべき解体工事は行わないからです。見積金額だけで解体業者を選ぶと、悪徳業者に依頼してしまう恐れがあります。安すぎる見積金額を提示してきた解体業者には注意が必要です。安すぎる解体業者に依頼してしまった場合、どのようなリスクが考えられるのでしょうか。
安すぎる解体業者に依頼してしまった場合、「不法投棄」「追加費用請求」「工事放棄」「必要のない工事による事故」などのリスクが考えられます。それぞれのリスクを詳しく解説します。
建物の解体工事で生じた廃棄物は産業廃棄物に分類されます。産業廃棄物は、排出した事業者が自らの責任で処理します。それができない場合は、産業廃棄物処理業の許可を持っている業者に処理を依頼しなければなりません。
ほとんどの解体業者は処理場を持っていないので、第三者に処理を依頼します。当然ながら、処理を依頼した場合は費用が掛かります。見積金額が安すぎる解体業者の中には、この費用を削るため解体工事で生じた産業廃棄物を不法投棄するところがあるようです。
産業廃棄物を不法投棄することを知っていながら依頼した場合や解体業者と共謀して不法投棄した場合を除き依頼主が罰せられることはありませんが、トラブルに巻き込まれる恐れはあります。見積金額が安すぎる解体業者は、不法投棄に注意が必要です。
安すぎる見積金額を提示する解体業者を利用すると、見積もり料金には記載されていない追加費用を請求されることもあります。追加費用を請求する口実は様々ですが、事前にはわからなかった、あるいは見落としていたものがあったなどといって請求することが多いようです。
すでに解体工事が始まっていると改めて他社に依頼することが難しくなるので、追加費用を請求する解体業者は高圧的であることが多いといわれています。このようなトラブルに巻き込まれないように、見積金額にどこからどこまでの解体が含まれているか確認しておくことが重要です。
以上と分けて考えたいのが、地中埋設物の撤去費用です。地中埋設物の撤去費用は、事前に予測することができないので見積金額に含まれないことがほとんどとされています。良心的な解体業者でも発生することはあるので、不当な追加費用と分けて考える必要があります(※たいていの場合、事前に説明してくれます)。
見積金額が安すぎる解体業者の中には、請け負った工事を途中で放棄するところもあります。工事を途中で放棄する理由は、請け負った金額で完了させることができないから。解体工事業者が受注を優先した結果、起きるトラブルです。
依頼主だけでなく解体業者にもメリットはないと思われがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。高額な手付金を納めていると、解体業者は利益を確保できることがあるからです。このようなケースは、初めから工事を完了させる気があったのか疑いたくなります。
工事を放棄されるリスクもあるので、安すぎる解体業者に依頼することはオススメできません。
見積金額が安すぎる解体業者は、費用を削るため無理な工事を行うこともあります。必要な人員を確保せず行う工事や必要な工程を省いた突貫工事などがこれに当たります。
無理な工事をすると、工事の品質が落ちるだけでなく事故のリスクも高まります。作業員や近隣の住宅、住民、通行人に被害を与えてしまうかもしれません。
見積金額が安すぎる解体業者は工事保険に加入してない恐れもあります。トラブルが起きても対処するつもりがないからです。施主にとっては非常に大きなリスクとなります。
見積金額が安すぎる解体業者には以上のリスクなどがあります。見積金額が相場より大幅に安い解体業者には注意しましょう。失敗せずに安い金額で解体工事を行いたい方は、次のポイントに注意するとよいかもしれません。
解体工事の費用は1年中同じではありません。同じ解体工事でも、閑散期は繁忙期より安くなります。暇な時期は利益を抑えても受注したいと考える解体業者が多くなるからです。また、閑散期は産業廃棄物の処分費も安くなるため解体工事費も安くなります。よって、工事の少ない時期を狙うと、同じ解体工事でも安く行える可能性は高くなります。
一般的に、解体工事業者の閑散期といわれているのが2月と9月です。ただし、実際の閑散期は解体業者により異なります。解体工事を安く行いたい方は、解体業者に料金が安くなる時期を相談すると良いでしょう。解体業者としても、暇な時期の空きを埋められるので助かるはずです。
契約を結ぶ前に顔を合わせておくことも重要です。顔を合わせて話をすることで、解体業者の考え方などがわかるからです。
「解体業者=怖い」と思われがちですが、最近の解体業者の営業マンは他業種のサラリーマンと変わりません。それほど構える必要はないでしょう。
顔を合わせるベストなタイミングは見積もりも調査時です。わからない点や作業の進め方などについて相談すれば、解体業者の質がわかります。どのような質問をしても、わかりやすく答えてくれる解体業者であれば信頼できる可能性は高いといえます。見積もり調査時に、解体業者を評価してみてはいかがでしょうか。
解体工事でのトラブルを防ぐために、業者選びで気をつけたいポイントを失敗事例から解説。費用を抑えながらトラブルのない解体工事をするために注目すべき点を、事例に沿ってまとめています。ぜひご覧ください。
解体工事を依頼する前に知っておきたい基本的な情報をまとめているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
振動や騒音などトラブルリスクの多い解体工事は、国や都道府県から解体工事業許可を取得している“お墨付き業者”に依頼するのがおすすめ。許可取得済みの業者の中から、「空き家」「高層ビル」「外構」の解体したい対象別にサービスが充実しており、各解体対象の施工事例が最も多い業者をそれぞれ紹介します。
解体工事業許可
神奈川県知事許可 第085522号
産業廃棄物収集運搬業許可
神奈川県 第01400180792号
解体工事業許可
国土交通大臣許可 第010003号
産業廃棄物収集運搬業許可
神奈川県 第01401003954号
解体工事業許可
神奈川県知事許可 第080952号
産業廃棄物収集運搬業許可
神奈川県 第01400175942号
【選定基準】「解体工事 横浜」で上位表示した解体業者(2021年12月17日時点)で、神奈川県に会社を持ち、「解体工事業」「産業廃棄物収集運搬業」の許可をもつ業者35社の中から選定しています。
空き家の解体…不用品回収・買取に対応している業者の中で最も住宅解体の施工事例が多いRIZE
高層ビルの解体…自社で大型重機を保有し、高層ビル解体の実績がある業者の中で最もビル解体の施工事例が多い浦山工務店
外構の解体…外構解体に対応している業者の中で最も外構工事の施工事例が多いスマイル解体@横浜(ハマーズ)